性能とデザインのお話


こんにちはばんどうです。

デザインという言葉の語源は、ファッションや自動車などの話をするときによく使われますが、さかのぼること2000年以上も前のギリシャ時代にあるといわれています。元々は姿・形が格好いいとか言う意味では無く国を造る、都市を造るとかするときの100年後、300年後、1000年後へ向けての「都市計画」のことで、今で言う「グランド・デザイン」という意味合いで使われていました。

 

日本では水洗トイレは当たり前のように普及していますが、4000年~5000年前のエジプトのピラミッド建設の頃には既に水道や水洗トイレがあったともいわれています(おしり洗い洗浄トイレはありませんでしたが…)

 

又現在私たちの交通手段としている電車のレールの幅も、ギリシャ時代の頃の馬車の車輪の規格だそうです。これに従って世界中の道路や自動車、鉄道の整備がされているというのにはただ驚くばかりです。

 

繁栄を極めたローマ時代の前には、ギリシャ時代がありましたがローマの繁栄に感動した研究者が、そのルーツを探ってゆくと「ローマは一日にしてならず」と言ったことはあまりにも有名です。

 

住宅会社が都市全体の100年後の計画をすることは難しい事ですが、住まいそのものの将来に亘ったスタイルや安全性へ使いやすさへの取り組みをする事は出来ます。私は創業時には今思うと勉強不足でよく分かりませんでしたが、1570年に書かれた建築の代表作の一つに「アンドレパラディオ(1475‐1554)」によって書かれた「建築4書」という書籍がありますが、現代の建築学の「祖」とも言われ、この手法を元に造られた建物は「パラディアン様式といわれ、そのスタイルのみならず、技術までもが今でも世界中の建築家の賞賛を浴びています。

 

私たちは普段デザイン、スタイルという言葉を混同して使っていますが本来その住宅に住まわれる形の数十年、十年或いはもっと先までの「グランド・デザイン」を創造してワクワクする想いで住宅建設に携わりたいと考えています。

その実現のためには、しっかりとした技術の裏付けされたスタイルで無ければなりません幾ら見た目の、美しさやスタイルを強調してもそれを具体的に実現し長期間に亘り持続存続させる「サスティナビリティ」な技術力や見識を持たなければなりません。

 

何の仕事もそうですが日々勉強です。残念なことですが「本物の住宅」とうたいながら技術力は協力業者任せという同業者もいます。

皆様も本物とは何かを考えてみませんか?