優れた家=資産価値が高まる家


三大効用のバランスが大切

価値とはお金の「量」に換算されて表現されるものであり、住宅において価値のある住まいつくりを実現するには、社会が認知した優れた基本デザインをます取り入れて、しっかりした構造体を造り上げ、なおかつそこに住む人が時代や生活の変化に応じて改装(リフォーム・機能性が向上する)を行い時には補修(メンテナンス。性能が上がる)を施すことによって住宅の資産として価値は持続し続けます。

所詮「機能」といい「性能」というものも、その優れたデザインを実現し住みやすくし、安全性や耐久性を更に高める為の手段なのだということがご理解いただけるでしょうか。

こうして優れたデザインを実現した住まいは、例え100年前の建物であってもその価値を失わないばかりか、建て主の愛情と愛着により光彩を放ち続け、現在の価値に置き換えられ、つまり今つくったら幾ら(再建築費)という金額に換算され価値が決まるのです。建築当時にしか無かった材料や職人技の施された建物であれば当然価値は高くなります。

優れた住宅とは、時間の経過と共に深い味わいを醸し出し、益々高資産としての価値も高まっていく住まいのことです。言い方を変えるなら、100年住宅とは、ただ、100年もつ家でなく100年先までも誇りを持って住み続けたくなる住まいのことなのです。

そしてその実現のためには相性の合うホームビルダーが必要な事は言うまでもありません。

優れたデザインを実現する為に「機能」と「性能」があり「品質」はデザインをよりリアリティに具現化するためデザインの一部として組み込まれていきます。

更にはそれらの要素の組み合わせが価値となり、価格で表現されます。デザインを無視した住宅は例え建築にかかる費用が高額であっても、資産価値としては社会から認知されない為に高級住宅(購入するときは価格が高い)であっても、将来に亘っては高資産価値住宅(売る時に高価格で売買できる)にはなれないのです。簡単にいうと年月が経過するほど、高価になれない運命を背負うということです。